導入事例インタビュー:「もっと早く導入すればよかった」知れば知るほど作業が楽に

夢工房 (関空三輪産業株式会社)

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大阪の地で泉州タオルメーカーとして60年もの間、日本家庭における「普段使いのタオル」を製造。ここ10年で新たにEC業界にも参入し、 市場のニーズに合わせた“オリジナル商品の開発”や“他社メーカータオルの取扱い”も始めた夢工房(関空三輪産業)様。

EC立ち上げ当初から、モールと本店サイトを同時にスタートさせ一挙に本格的な運営を開始。今では楽天をメインに、Yahoo!ショッピング・ヤフオク!・ポンパレモール・DeNA・本店サイト2店舗の計7店舗を運営し、着実に売り上げを伸ばしている。

デジタル機器の扱いに戸惑いを感じながらも、果敢なチャレンジを続ける関空三輪産業様。今回は、代表の石崎様にEC業界に参入した経緯と現在のTEMPOSTARのご利用状況を伺った。

POINT
  • メーカーとしてネット販売にチャレンジ
  • オリジナル商品の開拓
  • ボトルネックになっていた受注業務を自動化し大幅に時短
  • 業務の効率化が実現できたことをきっかけに経営意識に変化が
御社のECショップ「夢工房」で取り扱っている商材と、そのこだわりについて教えてください。

泉州タオル、60年の歴史

泉州タオルを一言で言い表すと「普段使いのタオル」です。
拭き掃除やお風呂用のタオルといったような、いわゆる普段の生活の中で利用するタオルという位置付けになると思います。
デザイン性が優れたタオルで有名な今治タオルとは少し立ち位置が異なりますね。

実は「1枚ずつの検品」は、先代の社長が始めたもので、その伝統をしっかりと守っています。 タオル作りに関わり60年を迎えた今でも、その伝統は丁寧に守り通し、皆様の生活をタオルという面から支えています。

1枚検品から滲み出る強いこだわり

一般的にタオル業界では、最終加工終了時、加工工場が通常の検品作業を行います。

しかし、弊社では製品が出来上がった時に1度、出荷時袋入れ加工時にもう1度、1枚ずつ合計2回の検品を行います。 そのおかげもあり製品不良での返品はほとんどありません。

1枚検品に一切の妥協はありませんね。お客さまに満足していただけるよう、メーカーとして真心を持って日々努力しています。

メーカーである御社がEC業界に参入した経緯を教えてください。

私の入社をきっかけに新たなチャレンジ

メーカーとしてタオル一筋で走ってきた弊社が、EC業界に参入したのは10年以上前になります。

当時、時代の流れがネット通販に傾き始めた頃で、「結果はともかく、うちでもやってみよう」と、新しい試みとしてチャレンジしました。
卸先に少し遠慮しながら片手間で運営するという状況からのスタートでしたね。

メーカーでもネット通販が認知される時代に

当時は卸売りだけでは経営が厳しい状況に徐々に陥りかけていた時期でもあり、メーカーであっても自由にネット通販に参入できる風潮が徐々に高まってきた時期でもありました。

実際に問屋からの注文が減少する反面、ネットでは商品が少しずつ売れ始めてきたため、手応えを感じていました。
このタイミングで、今後は本腰を入れてネットショップを運営すべきだという判断を下しました。

一般的な商品では価格勝負になりがち

独特な商品や特殊な製造法でもない限り、モールでお客さまから選ばれるためには低価格訴求か広告の露出度がある程度必要となります。

その対策として弊社では、ネット用にオリジナル商品の販売を試みました。
また、販売窓口を増やすために本店とモールを同時に立ち上げ、一気に本格的なEC運営を始めました。

特に楽天においては、本気で売上を上げていくために、先行投資で広告費用を割き、体制も整えました。

名入れタオルなどのオーダーメイド商品への挑戦

オーダーメイド商品の具体例は、名入れのタオルです。
製造体制を整え、お名前の入ったお客さま固有のタオルを提供し始めた頃、これが認知され注文数も増加していきました。

しかし受注件数が増えるにつれて、メール便の対応など手作業による出荷業務が追いつかなくなってきました。特に名入れタオルは、個々のお客さまへの確認作業や出荷時のチェックなどで通常より工程が長く、時間的にも追い詰められがちでした。
そのため断腸の思いではありましたが、オーダーメイド商品の拡大を一度断念しています。
現在、オーダーメイドの対応商品は多くないので、今後時期を見てすべてのオーダーメイド商品を復活させたいと思っています。

終わらない手作業での受注処理

当時の弊社ではバックヤード業務に関しては、全て手作業で運営をしていました。

受注処理も、件数が少なければさほど問題は無いのですが、件数が増えると途端に作業が膨大なり、 受注処理だけで1日が終わる日が多発していました。特に“お問い合わせ伝票番号・受注番号・お客さま情報” などの手入力はミスも多く非常に神経をすり減らす作業で、時間もかなり掛かっていました。

売上アップのために、モール主催の各種イベントにも参加したかったのですが、受注業務が完全にボトルネックになっていたため、断念せざるを得ない状況が続いていました。

原価の高騰から価格変更など商品情報の修正作業が急増

受注業務に膨大な時間がかかっていた頃、タオルの原価が大幅に上昇する時期と重なったことがありました。
原価上昇からくる打撃もさることながら、ネットショップ側にも非常に大きな影響がありました。

それまでの販売価格では採算が合わないので、ネットショップで販売中の商品もすべて価格を変更する必要が生じました。
受注業務だけでも手が回らない状況だったため、価格修正作業に時間を割くことが出来ず、受注をストップさせるために泣く泣く値上げ該当の商品ページを大量に取り下げるしかできませんでした。

このような経緯もあり、受注管理と商品管理に関しては何か対策が必要だなと身にしみて感じるようになりました。

TEMPOSTARとの出会いから導入までの経緯を教えてください。
商品情報を一括で登録・更新!受注業務を自動化できる

TEMPOSTARとの運命的な出会い

商品登録と受注処理に窮していた折に、ポンパレモールさんからセミナーの案内が届きました。「何か打開策が見つかるのでは?」と参加を決め、そこでTEMPOSTARの存在を初めて知りました。

そのセミナーの中で、TEMPOSTARのサービス説明を受けたのですが、商品情報を一括で登録・更新できたり、受注業務の自動化ができたりと、 まさに弊社で必要としていた機能がバッチリ搭載されているではありませんか!
その時点からすぐに導入の検討に入りました。

出荷業務を楽にするためだけにでも導入するしかない

最終的には「とにかく受注・出荷業務を楽にしたい!」という思いからTEMPOSTARを導入しました。

TEMPOSTARは「非常に優秀で便利な機能がたくさんある」ということは理解していましたが、ITに特段詳しい訳でもなかったので、全ての機能を一度に習得するというのは難しい状況でした。

そのため、まずは最大の課題であった受注業務の効率化を最優先しようと、受注機能から導入しました。

ボタンを押すだけで出荷作業が完了、感動! ~まるで魔法のよう~

TEMPOSTARの受注管理機能を導入してからは、感動の嵐でした。「なぜ今まで導入していなかったんだろう?」と本気で悔やむ程、業務が楽になりました。

サンクスメールを自動で送信する機能や、受注ステータスが自動で遷移される機能もあるので基本的にはほぼ全て自動化されました。
今まで何時間もかけ、夜遅くまで何度も何度も目視で確認していたのが、ワンクリックで一瞬にして処理できるようになったのは感激でした。ただの単純作業であった手入力から解放されて精神的にも楽ですし、本当にありがたいですね!

知らなかった驚きの機能 ~悩みを解決出来る機能が豊富にある~

TEMPOSTARを使い始めてもう2年くらいになりますが、受注機能以外はほとんど利用していませんでした。
ふとしたきっかけで商品のお問い合わせ伝票番号を調べる機会があり、その他の作業も簡単に自動化できることに気づきました。

もっと早くやっていればよかった!

嬉しい反面ショックでもあったのですが、お問い合わせ伝票番号と出荷完了メールの連携も自動で処理できることに最近になって気付いたんですよ!

それまで、お問い合わせ伝票番号は一件ずつ手入力で処理していたので、時間も掛かりミスも多くきつい作業でしたが、今となっては全自動になりました。一日中掛かっていた業務が、午前中には確実に終わるようになっています。

1年以上もTEMPOSTARの機能を有効活用できず放置してきてたのは、凄く勿体なかったなと思います。もう本当に「もっと早くやっていればよかった!」の一言しか出てこないですね。

商品番号の付番 「ECを始める人たちには是非知っておいてほしい」

これは弊社だけではないと思いますが、商品番号が最初から統一されていないと本当に大変ですね。

弊社の場合、仕入れた商品は既に番号が割り振られていたので、特に問題がありませんでしたが、自社で生産していた製品はモール毎に異なる番号を付与していました。

TEMPOSTARには、ショップごとに商品番号が異なっていても商品の紐付けが可能な独自商品コード(商品SKU統一コード)という機能がありますが、基本的には商品番号が不統一だと、システム導入時や商品のピッキング、後に出荷のアウトソーシングなどの際に支障がでます。
また、商品コードは、一度出品すると変更できない場合が多いため、いずれかのモールの商品を削除して新規に登録する必要がでてきます。商品を削除するとモール内でのランクに影響が出てしまうので、非常に頭を悩まされました。

弊社では、TEMPOSTARの導入を機に商品番号を統一することにしましたが、かなり苦労しましたね。
統一作業中はエラーが出るたびに恐怖で冷や汗を流しました。

業務フローを簡略化し作業時間を圧縮

経営意識の変化 ~「できない」から「できるかも」へ~

TEMPOSTARを導入して変わったのはシステム化による業務効率だけではありません。
作業のミスが減少し、同時に業務フローの簡略化までできたことで、経営的な目線での意識にも影響を受け、少しずつ変化しているのを実感しています。

今までは仕様だから仕方ないと諦めていたことも、業務を簡単にこなせるようになった経験を経たことで、何事においても「やってみれば出来るんじゃないか?」という意識を持てるようになりつつあります。
実際、他社メーカーのタオルの取扱数を増やすようになったのもこの意識がきっかけかもしれません。

TEMPOSTARでできることの概要を知っていても、時間が取れずに活用できていない機能が多々ありました。

しかし今となってはそういった機能を使いこなせた方が、より時間短縮になるということを実感しているので、これからも業務フローのシステム化を進めていきたいですね。

TEMPOSTARという武器に慣れ始めた今、成し遂げたい目標はありますか?

メーカー目線からショップ目線へ

これまでは製品に対するこだわりというのを強く意識してやってきました。
これからは、それに加えてお客さま目線が必要となるのではないかと思っています。
そのため現在は、こちらが売りたいものを売るのではなく市場が求めているものを提供していくという新しい意識を持ってショップを運営しています。

商品力がアップしたが故に在庫連動機能が必須に

以前は自社の製品にこだわって他社のタオルはほとんど扱っていなかったのですが、商品数を増やしてみてもいいんじゃないかと思い始めるようになりました。

実際に仕入商品でも付加価値を設けることでちゃんと売れますし、仕入先とも業務を含めたお付き合いもできるなど、好循環が生まれましたね。
他社製品を取り扱うことで、モール間での在庫の連携がシビアに求められるようになってきたので、お客さまの元へしっかり商品を届けるためにも在庫連動機能もフル活用していきたいです。

新しい商品でもどんどん積極的に開拓したい

名入れのオリジナル商品も更に拡大させたいと考えています。まだ活用できていないTEMPOSTARの他の機能も十分に使いこなせるようになれば、そのための時間も捻出できると考えています。

また名入れの商品だけではなく、新しい商品を積極的に開発・開拓していこうと思っています。タオルという側面からお客さまが必要とするものを積極的に提供していきたいですね。

TEMPOSTARで実現できたこと

  • 出荷作業の自動化で大幅な人的・時間的コストの削減
  • お問合せ番号の連携と出荷確認メールの連携を自動化
  • 一部モール間での在庫の連携を実現
  • 「できない」から「できるかも」への意識の変化
運営会社 関空三輪産業株式会社
商材 タオル、タオル製品
ショップURL http://www.rakuten.ne.jp/gold/yumekoboshop/

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