EC一元管理はTEMPOSTAR(テンポスター)

複数ネットショップ運営の在庫管理におけるセット商品の活用方法3選

複数ネットショップ運営の在庫管理におけるセット商品の活用方法3選

TEMPOSTARについて、こんな使い方があります!といった内容を発信しております。


在庫管理におけるセット商品の活用方法について

  1. コピーページを元商品と同一の在庫で運用する
  2. 販売スタイルの異なる商品を同一の在庫に紐づける
  3. 試供品セットなど、単体で販売しない商品の在庫を基準にセット販売する

といった方法をお伝えします。
※セット商品管理機能の概要・詳細についてはFAQ「セット商品の設定方法」 をご参考ください。

1.コピーページを元商品と同一の在庫で運用する

こちらは楽天のスーパーセールなどで、複製したページを利用する場合を想定しています。(前述のFAQのパターン1でも記載はあります)

例えば、もともとの商品の商品コード「ABC」に対して「ABC-sale」という商品コードの別商品ページがあるとします。この場合、セット商品登録にて「親商品」として「ABC-sale」を設定し、「子商品」「ABC」を「1個」設定します。

そうすると、親商品「ABC-sale」子商品「ABC」の販売可能数が常に反映され、「ABC-sale」の販売時には、「ABC」から在庫が落ちるようになります。

この形で親商品「ABC-sale2」「ABC-sale3」とコピーページを増やした場合も子商品として「ABC」を1個で登録しておけば、すべて子商品の在庫に紐づきます。

親商品と子商品の関係がややこしいのですが、これを逆に設定してしまうとその後のセット商品管理に支障が出ますのでご注意ください。

肝は
「セット商品」や「コピー商品」など「在庫数を自動計算する商品」=「親商品」
「基準商品」や「元商品」など「在庫の実数を入力する商品」=「子商品」
と覚えると分かり易いのかなと思います。

2.販売スタイルの異なる商品を同一の在庫に紐づける

例:
 Aショップではサイズを縦軸の選択肢として登録しているが、
 Bショップでは選択肢毎に金額が変更できないので、サイズごとにページを登録している。

モール・カートシステムによっては選択肢毎に価格差を設定できない場合があり、その場合こういった運用がありえます。

この場合、TEMPOSTARにそれぞれ別の商品として登録(※1)し、それをセット商品登録にて親商品と子商品が 1対1 となるよう設定することで、複数の販売スタイルであっても同一の在庫での運用が可能です。

※1
注意事項として、商品コード+選択肢コード(=SKUコード)が重複する状態ではTEMPOSTARに取り込めません。

例:楽天で商品番号「ABC」横軸選択肢子番号「-S」だとSKUコードが「ABC-S」となります。
別モールにてサイズごとに「ABC-S」と商品ページを作成した場合も
SKUコードは「ABC-S」となりますが、TEMPOSTARでは選択肢別在庫商品と通常商品で
SKUコードを重複して利用できません。

そのため、どちらかを基準商品として先にTEMPOSTARに取り込み、
後で取り込む商品は「ABCcopy-S」のようにSKUコードが重複しないよう
調整して取り込む必要があります。

また、セット商品については、バリエーションがある商品であってもSKUコード単位で親商品にも子商品にも設定可能です。

例えばスキーウェア上下セットでトップスとボトムスのカラーバリエーションをそれぞれ選択するような販売スタイルであっても、元商品から自動で販売可能数を計算できるので、在庫調整の手間はグンと減らせるかと思います。

SKU単位でセット商品登録を行うには、CSVでの一括登録が便利です。セット商品登録用CSVの作成方法とサンプルは前述のFAQ もご参考ください。

3.試供品セットなど、単体で販売しない商品の在庫を基準にセット販売する

TEMPOSTARに登録されていれば、モールで販売していない商品についてもセット商品の在庫として管理が可能です。

試供品セットの構成商品の在庫管理をしたい場合など、構成商品単品をTEMPOSTARに新規登録し、どのモールにも反映しない状態にしておきます。販売している試供品セットを「親商品」とし、販売していない構成商品を「子商品」として登録すれば、モール側に登録していない商品から在庫数を自動計算し、セット商品を販売可能です。

以上です。
在庫自動計算により、セット商品展開を行う手間を削減し、販売単価アップや販売機会の創出にぜひお役立てください!

在庫管理資料ダウンロード

TEMPOSTARの在庫管理機能について紹介します。概念、運用の流れ、使用メリット、設定方法、効率化など説明していきます。

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