1. 独自のネットショップを構築できるfutureshop
自社ネットショップでは、こだわりのデザインによるブランディング、そしてファンづくりができるような仕組みが欠かせません。futureshopは、そうした独自のネットショップづくりをサポートする「SaaS型ネットショップ構築プラットフォーム」です。
オープンソースやパッケージソフトとは異なりサーバーの準備は不要で、機能のバージョンアップが自動で行われるため自分でアップデートをする必要もありません。インターネット環境だけで、自社ネットショップに取り組める環境を用意しています。 新規ネットショップ立ち上げはもちろん、システムの移行、リニューアル、リプレイスにも対応し、店舗さまの課題解決をサポートしてくれます。
2. 自社ネットショップを持つことのメリット
自社の商品やサービスを販売するネットショップを自社で構築することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットは以下の3点です。
ショップ、ブランドのファンづくりができる
モール出店する場合は、サイトのデザインがある程度決まっていて、また、他社商品と自社商品が並んで表示されることから、自社の独自性や差別化を打ち出すのは難しくなります。 しかし、自社ネットショップであれば希望に沿ったデザインにしたり、独自のお客さまに役立つ情報を掲載したりすることができるので、ショップやブランドのファンづくりをすることが可能です。
運営維持のコスト負担を抑えることもできる
モール出店の場合、モール利用に伴う基本費用の他、システム使用料、掲載商品数に応じた料金など、様々なコストがかかります。一方、自社ネットショップ運営にかかるコストは、最初の立ち上げ初期費用を除けばシステム維持費や保守料のみです。モール型のような費用の負担がない分、コストを抑えることができます。
独自の施策を行える
自社ネットショップであれば、デザインや掲載内容を自由に構築することができるため、独自の企画・施策を打ち出すことも可能です。こうした施策によって、継続して利用していただけるお客さまを増やすことができれば、安定した収益も見込めるようになります。
3. 自社ネットショップを持つことのデメリット
自社ネットショップを持つことには、当然デメリットもあります。これから自社ネットショップの運営を始めようと考えている方は、メリットとデメリットをよく理解しましょう。
集客が難しい
モールの圧倒的な集客力と比べると、自社ネットショップは集客が難しいといえます。サイトを立ち上げたら、質の高いコンテンツを作ったり、有料の広告施策をするなど、集客力アップに向けた対策を講じる必要があります。
初期費用がかかる
自社で一からネットショップを立ち上げる場合には、立ち上げまでの初期費用と時間がかかるります。ただし、ASPやオープンソースを利用して自社ネットショップを構築すれば、初期費用は10万~数十万程度に抑えることも可能です。
4. 在庫管理を最適化することで売り上げアップ
ネットショップの運営で多くの人が頭を悩ませるのが、在庫管理の問題でしょう。そうした悩みを解消してくれるのが、ネットショップ一元管理システムです。ネットショップ一元管理システムを導入すれば、以下のような効果が期待できます。
販売機会損失を防ぐ
複数店舗間の在庫連携ができれば、在庫が切れた店舗に他の店舗から在庫を回すことで、販売の機会損失を防ぐことができます。複数のネットショップだけでなく、実店舗とネットショップ間でも在庫連携が可能なので、売り越しなど販売機会のロスがなくなったという店舗さまも多いようです。 また、一元管理システムの導入前はモールの特性を見て出品する商品を調整していたけれど、入荷した商品はすべて出品できるようになり売れ残りが減ったという店舗さまの声も多く聞かれます。
新店舗出店のハードルも下がる
一元管理システムによって、複数店舗の受注管理・在庫管理・商品管理を一元管理することができるため、新店舗出店のハードルを大幅に下げることができます。また多くの業務も自動化できるため、運営の人員を増やさずに出展店舗数を増やすことが可能です。
TEMPOSTARはfutureshopとの在庫連携にも対応
ネットショップ業界の激しい競争に対応するため、futureshopでは店舗さま側のカスタマイズを必要としない、多くの外部サービスと連携しています。こうした連携を行うことで、導入に時間や手間をかけずに利用することが可能です。 futureshopの店舗運用管理ツールの一つとして「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)も連携し、在庫連携、受注管理のサービスの提供を行っています。
5. 「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)
「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)は、ネットショップ運営に不可欠な商品管理・在庫管理・受注管理の業務を一つの画面で管理できる、複数ネットショップ一元管理システムです。導入することによって、ネットショップ運営にどのような効果があるのかを見ていきましょう。
複数店舗の在庫連携が可能に
「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)を導入すれば、複数店舗間の在庫連携をスムーズに行うことができます。楽天、Yahoo!ショッピング、Amazonをはじめとするモールや、自社ネットショップなどの在庫情報を一元管理することが可能です。
受注業務が自動化できる
一元管理システムの大きなメリットは、さまざまな受注業務を自動化できることです。受注業務は注文情報、商品在庫、入金、備考情報など、多くの確認業務が発生しますが、その多くはシステムによる自動化が可能です。受注業務を自動化すれば、ミスをグンと減らすことができるでしょう。
カスタマイズ可能で独自運用にも対応できる
商品情報の入力、受注データの入力・出力、基幹連携や帳票などのカスタマイズが可能なので、独自の運用にも対応します。カスタマイズしてもシステムバージョンアップは無償で適用され、常に最新のシステムで運用することができます。
上流の業務に集中できる
一元管理システムによって、多くのルーティン業務を自動化することが可能です。そうすることで、少人数での運営が可能になり、お客さま対応や販売促進のための企画や施策の立案など、上流の業務に集中できます。
6. TEMPOSTARにおけるfutureshopとの在庫管理方法
ここでは、「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)での実際の在庫管理方法についてみてみましょう。 オンラインショップに反映・表示する「想定在庫数」を登録、および更新する手順になります。
(1)TEMPOSTAR内の「想定在庫数」を更新する
ここでは、TEMPOSTARの画面から在庫数を登録・更新する手順をご紹介しましょう。
・在庫管理「商品詳細」画面を開く
在庫管理>在庫一覧 から、商品を検索し、該当の商品名をクリックします。
・在庫を指定する
「想定在庫数」に値を入力し、「在庫数更新」をクリックします。なお、「想定在庫数」で設定した数のうち、販売せずに保管しておきたい分がある場合は、その在庫数を「保留在庫数」として設定します。「想定在庫数」から「保留在庫数」をマイナスした在庫数がfutureshopへ反映されます。
(2)ショップ側で確認する
TEMPOSTARから更新をかけた内容がfutureshopのショップ側で正しく処理されているかどうかは、ショップ側で確認します。
・ショップ反映
TEMPOSTAR「商品管理」>ショップ反映一覧で「終了日時」を確認し、この前後にfutureshopから店舗さまに送信されるメール、ならびにFTPサーバー内のログファイルから確認します。
・在庫反映
FTPでの在庫反映の場合は、ショップ反映時の確認場所と同じです。APIでの在庫反映の場合は、TEMPOSTAR「在庫管理」>想定在庫反映ログで「内容」をクリックした先の「結果ファイル」から確認します。
7. 料金プランの一例
「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)の利用料金は、初期費用無料、月額費用の基本料金は10,000円からとなります。店舗数による追加課金がないので、何店舗運営しても料金は変わりません。
月額費用は、「商品課金」と「受注課金」の合計金額です。「商品課金」は定額プランで、商品登録上限数によって金額が決まっています。1~2,000点までは2,000円です。商品管理機能をOFFにする場合は、商品数に応じた料金は発生しません。「受注課金」は、従量プランと定額プランから選択できます。従量プランは月間受注件数が600件までは25円/件、601~900件までは20円/件です。定額プランは、月間受注件数が1~3,000件までは50,000円となります。
商品課金、受注課金についての詳細は、料金プランのページをご覧ください。
以下に料金プランの例を挙げます。
料金プラン例(従量プランの場合)
商品点数:1,000点
受注件数:1,500件/月
商品課金:2,000円
受注課金:33,000円
600件×25円=15,000円
900件×20円=18,000円
合計 35,000円
8. TEMPOSTARの導入事例
「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)を導入し、コストの削減や売上の増加、多店舗展開による販売機会の拡充などを実現した店舗さまは数多くあります。 ここでは、システムの効果を実感されている店舗さまの声をご紹介します。
事例1:LOWTEX様(シューズ販売)
アパレル・シューズの卸売からスタートし、その後、実店舗1号店をオープンして以降、順調に業績を伸ばし、ネットショップ展開も本格稼働。スタートアップ時から、受注・在庫・商品を一元管理するNHN SAVAWAYのサバスタを利用しており、2016年にTEMPOSTARに移行。
導入による効果
・ 一括登録機能で、煩雑になりがちな商品登録を効率化できた
・ 商品登録業務などを含むネットショップ運営業務全体が効率化できた
・ 自社独自の運用ルールに適したシステム運用が可能になった
事例2:セレクション様(アメリカンスポーツグッズ販売)
行き当たりばったりでネットショップ参入を始めたような感じで、商品コードはバラバラ、在庫は1つ1つ手動で調整、受注は各モールからCSVを出してExcelに転記してピッキングするというアナログかつ非効率な運営であった。結果、商品登録時のミスは多発、売り越しや誤配送だらけという状況だったため、まずは現状の業務効率を上げようと思いシステム導入を検討し始め、反対するスタッフを粘り強く説得して、システムを導入した。
導入による効果
・ ジョブローテーションにより、社内が活性化した
・ 確保できたリソースで自社ECサイト運用に注力し、利益率がアップした
・ 店舗を増やすハードルが大幅に下がった
事例3:Branding様(中古ファッションブランドネット販売)
楽天市場のみでネットショップ展開していたが、多店舗化に取り組みたいという思いがあった。しかし、中古商品のため1点物も多く、複数店舗での在庫管理が難しいため、多店舗展開は諦めている状況だった。その後、ある多店舗管理システムを導入したが、エラーへの対応が悪く厳しい状況だったため、以前からアプローチがあったTEMPOSTARを導入した。
導入による効果
・ 多店舗化を図ったことで、実際に売上を伸ばすことができた
・ 深夜から始まるタイムセールなども、従業員に負担をかけることなく対応可能に
・ 出荷に関わる作業コストはかなり減り、他のシステムとも連動しやすい
9. futureshopの在庫連携もTEMPOSTARにおまかせ
「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)は、複数店舗の在庫連携や受注業務の自動化、カスタマイズによる独自運用への対応などを可能にし、ネットショップ運営を強力にサポートします。
また、「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)は、futureshopの在庫連携にも対応しています。作業効率をアップさせるとともに、自社ネットショップ運営やモール出店などの多店舗運営、海外向け販売のネットショップ構築をサポートするなど、店舗さまが実現したいネットショップ運営を可能にします。