EC多店舗展開において、必須ツールとも言える一元管理システム『TEMPOSTAR(テンポスター)』。
受注処理、在庫連動、商品登録の自動化によって、日々のバックヤード業務は効率化されたと思います。
しかし、業務効率化が達成された今、次のような新たな悩みを抱えてはいませんか?
- 「受注処理は楽になったが、売上が頭打ちになっている」
- 「メルマガを送りたいが、文字だけのメールしか送れず反応が薄い」
- 「数万件の顧客リストがあるのに、ただ眠らせているだけで活用できていない」
もし一つでも当てはまるなら、あなたのEC事業は「守り」は完璧でも、「攻め」が足りていない状態かもしれません。
TEMPOSTARはバックヤード管理のプロフェッショナルですが、マーケティング(販促)の専門ツールではありません。
本記事では、TEMPOSTARに蓄積された貴重な「顧客資産」を、メール配信システム『ブラストメール』と連携させることで、低コストでリピート売上を最大化する「最強の使い分け術」を徹底解説します。
導入:EC運営、「業務効率化」の次は「LTV向上」へ

TEMPOSTARで「守り」を固めたら、次は「攻め」の準備をしよう
複数のECモール(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど)と自社サイトを運営する店舗にとって、TEMPOSTARのような一元管理システムは「心臓部」です。
これがないと、在庫切れによるキャンセルや、受注処理のパンクといったトラブルが頻発し、店舗運営自体が立ち行かなくなります。
TEMPOSTARのメール機能も、業務遂行においては非常に優秀です。
「サンクスメール(注文確認)」「入金確認メール」「発送完了メール」。これらはお客様の手元に商品を届けるために不可欠な「トランザクションメール(業務連絡メール)」であり、TEMPOSTARは見事にこれらを自動化してくれます。
「届いて当たり前」のメールでは、ファンは作れない
しかし、冷静に考えてみてください。
「発送しました」というメールを受け取ったお客様は、そのメールを見て「わあ、素敵!またこのお店で買いたい!」と感動するでしょうか?
答えはNoです。それはあくまで「事務連絡」であり、マイナスをゼロにする行為に過ぎません。
ECの売上を安定させるために最も重要な指標はLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)です。一度購入してくれたお客様に、二度、三度とリピートしてもらうこと。
そのためには、事務連絡とは別に、お客様の心を動かす「CRM(顧客関係管理)としてのメール」が必要です。
- 新商品の魅力的なビジュアル
- お客様の好みに合わせたコーディネート提案
- 久しぶりの来店を促す限定クーポン
こうした「攻め」のアプローチを行うには、TEMPOSTAR標準のメール機能だけでは限界があります。そこで提案したいのが、「業務メールはTEMPOSTAR」「販促メールはブラストメール」というシステムの使い分け(ハイブリッド運用)です。
第1章:TEMPOSTARユーザーが直面する「販促メール」3つの壁

なぜ、多くのTEMPOSTARユーザーが「リピーター対策」に苦戦するのでしょうか。
それは、受注管理システムのメール機能を使って「売上を作ろう」としていることに構造的な無理があるからです。具体的に3つの「壁」が存在します。
壁①「テキストメールの限界」〜商品は文字では伝わらない〜
最大の壁は「表現力」です。
TEMPOSTARのメール配信機能は、基本的にテキスト形式が中心です。
例えば、あなたがアパレルショップを運営していて、春の新作ワンピースを入荷したとします。
テキストメールでその魅力を伝えるには、こう書くしかありません。
「春らしいパステルピンクのシフォン素材で、ふんわりとしたシルエットが特徴です。URLはこちら…」
これだけでクリックしたくなるでしょうか?
一方、HTMLメールであれば、モデルが着用して風になびいている美しい写真をメインに配置し、「詳細を見る」という大きなボタンを置くことができます。
人間は情報の8割以上を視覚から得ていると言われます。
特にスマホでお買い物をすることが当たり前になった現代、画面いっぱいの文字の羅列は、読まれる前に「戻る」ボタンを押される原因になります。
「画像が貼れない」ということは、ECにおいて「商品の魅力を9割捨てている」のと同じことなのです。
壁②「セグメント配信の柔軟性不足」〜全員に同じメールを送っていませんか?〜
2つ目の壁は「ターゲティング(セグメント)」です。
「メルマガ会員全員に、一斉送信」。これは最も楽な方法ですが、最も効果が低く、かつ解除されやすい方法でもあります。男性客にレディースのスカートの案内を送ったり、北海道のお客様に「明日届く!」と送ったりしていませんか?
TEMPOSTARは、CRM(マーケティング)専用に作られているわけではないため、以下のような柔軟な配信は対応が難しいです。
- 「過去1年間に『革靴』カテゴリの商品を買った人だけに、シューケア用品を案内したい」
- 「半年以上購入がない『休眠顧客』だけに、カムバッククーポンを送りたい」
- 「誕生月の会員だけに、お祝いメールを送りたい」
お客様にとって「自分に関係のないメール」はノイズ(迷惑メール)でしかありません。
適切な人に、適切なタイミングで届ける機能が不足していると、配信すればするほど顧客離れを引き起こしてしまいます。
壁③「効果測定ができない」〜送りっぱなしの恐怖〜
3つ目の壁は「分析」です。
TEMPOSTARからの業務メールであれば「送った」という事実があれば十分です。
しかし、販促メールは「読んでもらい、行動してもらう」ことがゴールです。
- 「件名をAパターンとBパターンで変えたら、どちらが開封されたか?」
- 「夕方18時と夜21時、どちらがクリックされやすいか?」
こうしたPDCA(仮説・検証)を回せない状態は、目隠しをしてダーツを投げているようなもの。
いつまで経っても「売れるメール」のノウハウが自社に蓄積されません。
第2章:導入数シェア15年連続No.1『ブラストメール』が選ばれる理由

前述した「3つの壁」を、驚くほど簡単に乗り越えられるツールがあります。
それが、メール配信システム『ブラストメール(blastmail)』です。
ブラストメールは、契約社数27,000社以上、導入数シェア15年連続No.1(※ミックITリポート調べ)を誇る、国内最大級のメール配信サービスです。
なぜ、TEMPOSTARユーザーのパートナーとしてブラストメールが最適なのか、その理由を紐解きます。
理由1:【表現力】専門知識ゼロでOK!直感的な「HTMLメール作成」
「HTMLメール」と聞くと、「専門的なコードを書く必要があるのでは?」「制作会社に頼むとお金がかかるのでは?」と身構えてしまうかもしれません。
しかし、ブラストメールならその心配は無用です。
ブラストメールには、専門知識がなくても直感的に操作できる「HTMLメール作成エディタ」が標準搭載されています。操作は、PowerPointやブログ作成のように、画面上のパレットから「画像」「テキスト」「ボタン」などのパーツを選んで、ドラッグ&ドロップで配置していくだけ。
- スマホ対応も自動(レスポンシブ): パソコンで作ったメールが、自動的にスマートフォンの画面サイズに最適化されます。
- 豊富なテンプレート: アパレル、食品、BtoB、季節の挨拶など、プロがデザインしたテンプレートが30種類以上用意されています。画像と文字を差し替えるだけで、大手ブランドのようなハイクオリティなメールが完成します。
TEMPOSTARではできなかった「商品のシズル感を伝えるメール」が、社内の誰でも、ものの数分で作れるようになります。
理由2:【分析力】顧客の反応が丸わかり「効果測定ツール」
ブラストメールを使えば、配信したメールの効果が見られます。
- 開封率測定: 「件名を変えたら開封率が5%上がった!」といった検証が可能になります。
- クリック測定: 「本文中のどの商品リンクが一番クリックされたか」がヒートマップや数値で分かります。
- ユーザー情報取得: 「誰が」クリックしたかまで特定できるため、クリックしてくれた熱量の高いお客様だけに追撃メールを送る、といった高度な使い方も可能です。
「なんとなく送る」から「数字を見て改善する」へ。この変化が、ECの利益率を大きく改善します。
理由3:【到達率】大切な情報を確実に届ける「配信基盤」
実は、EC事業者にとって最も怖いのが「メールが届かないこと」です。
数万件のメルマガを一斉送信すると、受信側のサーバー(Gmailやキャリアメール)から「スパム(迷惑メール)攻撃」とみなされ、ブロックされてしまうことがあります。
最悪の場合、メルマガだけでなく、TEMPOSTARから送る重要な「発送完了メール」まで届かなくなる(IPアドレスがブラックリスト入りする)リスクすらあります。
だからこそ、大量の販促メールは、専用の配信基盤から送るべきなのです。
ブラストメールは、20年以上にわたり独自に構築した配信基盤を持っています。
- 毎時1,500万通の高速配信: セール開始のお知らせなど、一刻を争うメールも遅延なく届けます。
- 迷惑メール対策: SPF、DKIM、DMARCといった最新の送信ドメイン認証技術に完全対応。
- Gmailガイドライン対応: 2024年のGmail規制強化にもいち早く対応済み。
「確実に届く」という安心感は、EC運営において何にも代えがたい価値です。
第3章:【実践編】TEMPOSTAR × ブラストメール 連携運用フロー

「システムの連携」と聞くと、「API開発が必要?」「エンジニアがいないと無理?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
ここで紹介するのは、誰でもできる「CSVファイルを使った連携」です。
Excelが使える方なら、今日からでも始められます。
運用フローの全体像
- 【守り】TEMPOSTAR: 日々の受注・在庫管理・発送メール(自動)
- 【攻め】ブラストメール: 週1回〜月数回の販促・追客メール(手動連携)
このサイクルを回すための3ステップを紹介します。
Step1:TEMPOSTARからターゲットリストを抽出
まず、TEMPOSTARの受注管理機能を使って、今回メールを送りたいお客様のリストを抽出します。
【CSV出力項目の設定(初回のみ)】
ブラストメールに必要な項目だけを抽出するための専用テンプレートを作成します。
TEMPOSTARにログインし、画面右上の[歯車アイコン(設定)]をクリックします。

[受注管理設定(便利)] > [受注情報CSVダウンロード出力項目設定一覧] を開きます。

[新規登録+] をクリックし、名称(例:ブラストメール連携用)を入力します。


【抽出のコツ】
ブラストメールに登録する際に、出力データをそのまま登録できるように、任意項目名入力をブラストメールで利用する項目名にそろえておくのをお勧めします。
- 注文者メールアドレス⇒E-Mail
- 注文者名⇒氏名
- 注文者カナ⇒氏名フリガナ
- 注文者電話番号⇒電話番号
【データのダウンロード】
[受注管理] > [受注一覧]> [完了] を開きます。抽出したい対象を検索条件で絞り込みます。対象のデータにチェックを入れ(一括チェックも可)、画面上部の [CSV出力] をクリックします。

「出力形式」のプルダウンから、先ほど作成した「ブラストメール連携用」テンプレートを選択します。[出力] をクリックすると、CSVファイルがダウンロードされます。
Step2:ブラストメールに取り込む準備(初回のみ)
ブラストメールはCSVでダウンロードしたファイルをそのまま取り込むことができますが、あらかじめ取り込むための項目設定をしておく必要があります。
Step3:ブラストメールへインポートする
最後に、先ほどTEMPOSTARからダウンロードしたCSVファイルをブラストメールにアップロードします。
第4章:売上が加速する!HTMLメール活用シナリオ

ツールとデータが揃いました。では、具体的に「どんなメール」を送れば売上が上がるのでしょうか?活用シナリオをご紹介します。
シナリオ①:新商品・季節商材の「ビジュアル訴求」配信
【目的】 新規入荷商品の認知拡大と、サイトへの誘導。
【対象】 直近半年以内の購入者(アクティブユーザー)
アパレルの季節の変わり目、食品の旬の味覚、インテリアの模様替え特集など。
これらは「画像」が命です。
ブラストメールのデザインテンプレートの中から「アパレル01」を選択し、トップに高画質のメインビジュアルを配置。その下に、おすすめ商品3つを「画像+価格+購入ボタン」のセットで並べます。
テキストで「春物新作入荷しました、URLはこちら」と送る場合に比べ、クリック率は数倍〜十数倍になることも珍しくありません。
シナリオ②:購入商品に合わせた「クロスセル(合わせ買い)」配信
【目的】 客単価のアップ、顧客満足度の向上。
【対象】 特定の商品カテゴリ(例:革靴)を購入した人
TEMPOSTARの受注データから「革靴」を買った人を抽出。
そのリストに対し、1ヶ月後くらいに「お手入れは順調ですか?」というメールを送ります。
ここで売り込むのは、シュークリームや防水スプレーなどの「ケア用品(消耗品)」です。
「売りつけられた」と感じさせず、「商品を大切に使う方法を教えてくれた」という信頼感を与えつつ、自然に追加購入(クロスセル)を促せます。
第5章:低コストで導入可能!費用対効果とまとめ

「機能がすごいのは分かったけれど、コストがかかるのでは?」
ご安心ください。ブラストメールは、中小規模のEC事業者様でも導入しやすい価格設定になっています。
月額4,000円〜で始める、ECサイトの資産運用
ブラストメールの料金プランは、登録アドレス数に応じた月額制です。
- Lightプラン: 月額4,000円〜
- Standardプラン: 月額8,000円〜
- ※Standardプラン以上は、迷惑メール対策(DKIM署名)などのセキュリティ機能がさらに充実します。
初期費用は10,000円(※キャンペーン等で変動あり)。
TEMPOSTARのような基幹システムに高額なメールオプションを追加開発するよりも、圧倒的に安価です。
もしメルマガ経由で月に数件でも注文が入れば、それだけで元が取れてしまう計算です。まさに「ローリスク・ハイリターン」な投資と言えるでしょう。
セキュリティも万全。大切な顧客データを守る
顧客リスト(個人情報)をCSVで出し入れすることに不安を感じる方もいるかもしれません。
ブラストメールは、セキュリティ面でも万全の体制を整えています。
- プライバシーマーク取得: 個人情報の適切な取り扱いが認定されています。
- 20年間情報漏洩事故ゼロ: 創業以来、一度も事故を起こしていません。
- 稼働率99.99%: 堅牢なデータセンターで24時間365日監視。
TEMPOSTAR同様、プロフェッショナルな管理体制であなたの顧客データを守ります。
まとめ:システムを「適材適所」で使い分けよう
EC事業を拡大させるための答えは、すべてを一つのシステムでやろうとしないことです。
- TEMPOSTAR: 業務効率化の要。正確な受注・在庫管理と、自動メール担当。
- ブラストメール: 売上アップの要。訴求力の高いHTML販促メール担当。
この2つを組み合わせ、CSV連携でデータを循環させることこそが、賢いEC事業者の選択です。
TEMPOSTARの中に眠っている顧客リストは、磨けば光るダイヤモンドの原石です。
今日から「発送連絡」だけでなく、「お客様の心を動かす手紙(HTMLメール)」を届けてみませんか?
まずは無料トライアルで体験してください
「本当に自分でもHTMLメールが作れるかな?」
「CSVの取り込みを試してみたい」
そう思われた方は、まずはブラストメールの無料トライアルをお試しください。
7日間、すべての機能を無料で、本番と同じ環境で体験いただけます。
TEMPOSTARから試しに10件だけリストを出して、テスト送信してみるだけでも、その「違い」に驚くはずです。
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