1. 楽天市場の特徴
楽天市場は集客力が高く、大手ならではのECコンサルタントや販促ツールが充実しているため、「オンリーワン」のショップ運営ができるのが特徴です。楽天市場が高い集客力を誇る理由やサービスとはいったいどんなものなのか、詳しくご紹介します。
会員数が多く集客力が高い
ネットで買い物というと、「楽天で」という方は多いのではないでしょうか。楽天グループ株式会社が発表した「2020年度通期及び第4四半期決算説明会資料」によれば、楽天会員のID数は1億1,980万を超えています。これは日本の総人口とほぼ同じ数にあたります。また同資料によれば、インターネットショッピング市場における2020年の年間国内EC流通総額は4兆5000億円にのぼっています。
さらに、株式会社富士経済が発表した「通販・e-コマースビジネスの実態と今後2021」によれば、楽天市場の売上はインターネット通販市場全体の25.2%のシェアを誇り、食費・畜産品では38.9%、アパレルは37.1%、生活雑貨は33.2%にものぼります。
楽天市場の集客力は、競合他社を凌駕するこの高いシェアがもとになっていると考えて良いでしょう。
ECコンサルタントのサポートが充実している
楽天市場では、ネット販売のプロであるECコンサルタントが店舗をサポートし、経営者と二人三脚で店舗運営を進めます。楽天市場における顧客の購買動向をもとにお店への導線や販売戦略を提案し、「ネットならではのノウハウ」を提供します。担当者は各商品ジャンルに精通しており、全国の支社を起点に地域密着型のサポート体制を構築しています。
販促ツールが豊富
販促ツールを利用する目的は「お客様にお店のファンになってもらう」ことです。ファンを獲得することは店舗経営者にとっての一つのゴールといえるものではないでしょうか。また、売上を伸ばし続けるということは、リピーターを増やすことや新規の顧客を獲得し続けなければいけないということです。
販促ツールには、SNSを利用したショップページの開設やお客様とのコミュニケーションを行う「R-SNS」、顧客満足度の改善に効果のある「送料込みライン」、自店舗だけで使えるクーポンが発行できる「RaCoupon」など、ユーザーやファンを増やすさまざまな仕組みがあります。
2. 楽天市場の注文管理でよくある悩み
楽天市場に限ったことではありませんが、EC店舗運営の注文管理においては以下のような悩みがよく聞かれます。
複数ショップの注文情報管理
複数のショップを運営している場合、各モールの管理画面から確認を行うため、手間や時間が掛かかります。
商品発送のミス
注文状況と在庫状況の把握ができておらず、待ち状態のステータスなのに商品を発送してしまうなどの誤発送による人為的ミス。また、それにより無駄な後戻り作業や損害が発生してしまいます。
手入力によるミス
伝票番号などを手入力で行った際に、誤入力による人為的ミスや、その分のバックオフィス業務が発生してしまいます。
これらに共通して言えることは、煩雑な作業が人為的ミスに繋がってしまっているということです。店舗経営者が本当に力を入れたいのは、売上の拡大や販売促進につなげること。自動化・DX化できるところはできるだけツールにまかせることで、効率化で余った時間を更なる売上拡大や販売促進に使って頂くことができます。
3. 楽天市場の注文管理はTEMPOSTAR
前述で上げた注文管理によくある悩みは、「ネットショップ一元管理システム」のTEMPOSTAR(テンポスター)で改善ができます。ここでは、注文管理業務の大幅な自動化を可能にするツールであるTEMPOSTARの導入メリットを3つご紹介します。
複数ショップ、モールの注文管理情報と合わせて一元管理
TEMPOSTARでは、複数のネットショップを運営している際に、各モールごとの管理画面からの確認作業を一元管理することが可能です。複数のショップに寄せられた注文情報を管理ステータスごとに管理することができるため手間や時間の削減ができます。また、注文メールだけでなく、電話・FAXからの注文情報でも処理が可能です。
楽天受注APIに対応しているから注文ステータスを管理できる
楽天受注APIと連携すると、
- 注文の自動取込
- 受注情報の更新
- 荷物番号の反映
- 楽天RMS上のステータス更新
が可能となるため、いつでも最新の情報が確認できるようになります。また、データの自動取得だけでなく、楽天RMS上のステータス更新も可能となり、以下の業務の自動化が実現できます。
- 受注進捗自動遷移
- 在庫自動引当
- 自動配送分割
- 自動メール発信(注文確認メール、出荷完了メール)
楽天受注APIに対応しているから伝票番号の手入力も不要
伝票番号の反映についても自動で反映されるため、手入力の手間を省くことができます。また、TEMPOSTARから修正した情報を楽天RMS上の注文データへ自動反映させることも可能です。更新できる情報としては、
- [ 配送先情報 ] – [ 配送料 ]
- [ 配送先情報 ] – [ 決済手数料 ]
- [ 商品情報 ] – [ 数量 ]
- [ 商品情報 ] – [ 単価 ]
- [ 商品情報 ] – [ 消費税 ]
- [ 配送先情報 ] – [ 荷物番号 ]
などがあります。
4. 注文管理以外にも使える、TEMPOSTARの便利な機能
TEMPOSTARには、注文管理以外にも使える便利な機能があります。以下は一例になります。
イベント予約機能
お店のイベント予約機能を活用することにより、セールの時間に合わせて作業する必要がなくなります。また、イベント終了時には自動的に商品をショップから削除することもできます。
一括更新機能
対象となる商品名の先頭に特定のキーワードを追加・削除することができ、検索・置き換えすることも可能です。また、「一括更新雛形登録機能」では、よく使用する一括更新のパターンを雛形として登録しておけます。その他にも、「表示先カテゴリー一括更新機能拡張」では、既存の表示先カテゴリーの設定をそのままの状態で、追加や更新、削除などの一括更新ができます。
商品情報編集機能
基本的な商品検索や編集にはもちろん対応しており、それ以外にも下記のような機能があります。以下は一例になります。
- 登録商品情報紐づけ機能
商品情報に2種類の管理番号が存在する場合、メインとする番号を運営者側が選択できます。 - モールごとに違う商品番号の同一商品判定
複数のショッピングサイトで商品は同じだが、商品番号が違うなどの場合、同一商品の判定を行う「マッチングルール」に手動で在庫の引き当てができる機能です。 手動処理を行うことで、TEMPOSTAR内で同一商品として認識できます。 - セット商品登録
事前にセット商品を設定しておくと、注文データにセット商品が含まれていた場合、セット商品の内訳を表示し、印刷することが可能です。
5. TEMPOSTARと楽天市場の連携方法
次に、TEMPOSTARと楽天市場の連携方法を解説します。大きく分けて、楽天RMSで行う事前準備とTEMPOSTAR側の初期設定があります。
楽天RMSで行う事前準備
楽天RMSで楽天受注APIを利用する準備を行ないます。受注API認証キーを発行するには、TEMPOSTARの利用申請をした後に楽天RMSから発行手続きを行います。申請後に楽天市場から確認メールが届き、メールに記載されたURLからAPI利用の同意を行うことで認証キーが発行されます。
TEMPOSTARで行う初期設定
TEMPOSTARの設定から楽天受注APIの利用設定を行います。
「設定>共通設定>連携ショップ基本設定」から楽天ショップ名をクリックします。次に「楽天API連携設定(在庫)(受注)」にて以下の情報を入力します。
- 店舗URL
- licenceKey
また同様に「楽天API連携設定(カード)」についても以下の情報を入力します。
- 店舗URL
- 在庫・受注・カードAPI用ユーザーID
- 在庫・受注・カードAPI用認証キー
設定後、「接続確認」を押して正常にログインできたことを確認して更新します。再びTEMPOSTARの設定から、「受注管理設定(連携)>楽天市場設定>楽天API使用フラグ」を開き、「楽天API使用フラグ」で「楽天受注API取込み」を『使用する』にして登録すれば完了です。
詳しい設定については下記ページをご覧ください。
>> TEMPOSTAR「楽天受注API連携の導入方法」
また、TEMPOSTARではカスタマーサポートが機能やサービス、導入など、さまざまな状況に合わせてご対応させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。
6. TEMPOSTARで複数ショップ、モールを一元管理
ここまで、楽天市場の注文管理に悩んでいる方に向けて、TEMPOSTARの機能や楽天市場との連携方法についてご紹介してきました。下記のようなお得なトライアルや情報も提供していますので、ぜひこの機会にTEMPOSTARの機能をお試しいただき、円滑かつ効率的なネットショップ運営を実現してください。
30日間の無料お試しも実施
今ならTEMPOSTARの全機能を制限なく30日間無料で試すことができます。無料お試し期間でもしっかりカスタマーサポートを受けることができるため、初めての方でも安心して利用することができます。
詳しい設定については下記ページをご覧ください。
>> 30日間無料お試し
ECサイト運営の特別資料も配布中
ECサイト運営に役立つ特別資料も配布中です。「受注管理機能」「在庫管理機能」「商品管理機能」「外部連携サービスに関する資料」および「TEMPOSTARと他ツールの比較資料」もあります。ご興味をお持ちの際は、ぜひ下記サイトより各種資料をご入手ください。
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